岩壁音楽祭2022行ってきたよ

カイワレです。

2022年9月17日、岩壁音楽祭に行ってきました。

山形県高畠町、瓜割石庭公園が会場です。


山形なんて田舎に住んでますとね、なかなかこういうまともな(?)音楽イベントやライブが県内では貴重でして。

仙台に出かける人がほとんどなんじゃないでしょうか。アラバキとかもあるし。


そんな田舎で、2019年にスタートしたばかりのフェスです。

初回のメンツはこんな感じ

初回からリカックスやマバヌアなんか呼んでくれて、次があれば是非〜とずっと思ってたんですが、やはりコロナの影響で2020、2021は中止に。

今年になって再始動、念願の初参戦でした。



この"岩壁音楽祭"なんてイカツイ名前の理由、会場にあります。



この地では大昔から良質な石が取れたそうで、古くは古墳の石室から、江戸時代以降は石塀なんかにも使われていたようです。

その石切場が今も綺麗に残っているものが"瓜割石庭公園"、このフェスの会場なんですね。

ちなみに、"瓜割"というのは、この地の清水で冷やそうと瓜を沈めたところ、ぱっくり真っ二つに割れたことから来ているそうな。

47高畠石の不思議空間 瓜割石庭公園 | やまがた景観物語

フェスなくても普通に圧倒される光景なので、山形に来たら行ってみてはいかが?




さておき、県内なこともあって今回は妻を連れて2人で参戦。

車は近くの廃校を利用した駐車場に停めて、そこからシャトルバスで5分。

入り口。右手の白い屋根が受付

映ってませんが、受付所の前に芋煮の屋台が出ていました。要はフジのパレス・オブ・ワンダーよろしく、チケットなくても会場に来たら芋煮は食えるわけですね笑


スタッフのにいちゃんが既に疲れ気味の顔、垂れ幕もくたびれ気味ですが笑(この後ちゃんとピンと張り直してました)、入場ゲートを潜ります!




すると正面にCAVEステージ。ハコとしてはかなり小さいですが(パンパンで20〜30人くらい?)、やっぱこんな岩の土手っ腹に空いた四角い穴の中にDJブースがあったら楽しいに決まってますよね。

穴ぐらの中にはバーコーナーもあって、ここではアルコールやソフトドリンクだけでなく、山形のコーヒースタンド「YUKIHIRA COFFEE」のコーヒーもいただけます。




このステージを通り過ぎると、フードエリアと物販コーナーがあり(写真は撮り忘れたので無しです……)、さらに行くと洞窟が。

公式から拝借

これを潜り抜けると、メインのWALLステージです。



文字通りそびえ立つ"岩壁"を背に舞台が設置されています。すごくない?このロケーション。そりゃあなんかしたくなるよねここで……。


このときは昼過ぎごろ、まだまだ暑い中でしたが、ステージではさらさがパフォーマンス中。

私のお目当てのひとつです。

フジにも来てくれていたみたいですね。初期宇多田ヒカルを彷彿とさせる歌声でなかなか好みでした。

木道亭で観たい。



さらさを観た後は、フードコーナーでタコライスを購入。システマチックなフジの屋台に慣れてしまっているのもあるけど、出てくるのに30分くらいかかりました笑。

ゲートくぐって左手にあったPIXELエリアで休憩することに。

このエリアではキャンドルのワークショップなんかもやってたみたいですね。

写真では見辛いですが、奥にベンチがいくつか用意してありました。ホスピタリティも抜かりない印象です。


腹ごなしした後は、フォトスポットエリアから会場をのんびり見下ろしてみたり。

エリアマップ。真ん中に一段高いフォトスポットゾーンがある


なんやかんやして暇つぶしながら、この日のお目当て第二弾を待ちました。






ena mori


ena moriです。中学2年まで日本で育ち、以降はフィリピンへ。現在の活動拠点もフィリピンのマニラというSSWです。

わざわざ山形なんて田舎まで来てくださってありがたいやら何やら……

彼女のバイオグラフィーはこちらのインタビューで詳しく。


ステージには傾いた日差しが直に当たっていて。MCで「日本に来てから服を選びに行ってこれを買ったんだけど……山形だから涼しいかと思ったら全然暑くて後悔してます笑」なんて言ってたぐらいで(どこに売ってんのその紫ニット笑)、終始暑そうだったのが気がかりでしたが、ライブはそれを吹っ飛ばすくらいアツいライブでした。

そんなライブの模様をチラ見せ↓

なんていうか、音源の印象よりも全然ダイナミックな感じがあって。エンターテイナーの才能の片鱗が見えるパフォーマンスでした。

フィリピンでどのくらいの売れ具合なのかはよくわかりませんが、もっと大きいステージも全然似合うと思う。また来日してほしい!








ena moriの後は、この日一番観たかったアクトです。


D.A.N.


D.A.N.です。岩壁ではDJセット。

西日がすごくて手元の卓が見えないということで、急きょ黒いシートで日除けをスタッフがDIY。10分ほど押してスタートしました。

DJセットなので2人ずつで入れ替わり立ち替わり。

櫻木氏と市川氏、DJしながらビール飲みながら、紙巻きタバコをくるくる作って吸ってました……最高のヤツやん……。

タバコくるくる櫻木氏の図↓

櫻木氏は寝坊したのか?ってくらいボサボサで日に焼けてて、フジロックのときと別人みたいでだいぶ笑った。

ボサボサもそうだけど、写真のとおりタオルを首にかけちゃって、3人ともかなりリラックス状態。

全員楽しそうにDJしてくれて、櫻木氏はぐねぐねニヤニヤ踊っててメチャよかったですね。



DJステージを観るとき、知ってる曲がかかるとテンションの上がり方も違うんでしょうが……不勉強で一曲もわかりませんでしたが、まぁそんなの関係ねぇでしたよ。

1時間半、しっかり踊らせていただきました。

爆上がりのフロア図↓





この後、夜に玉名ラーメン小林うてな×ermhoiも観たかったんですが、妻の体力に限界が来たのでここで退散となりました。


ちょっと早めの退散だったので、シャトルバスの復路便が出ておらず、徒歩で駐車場へ。

大体20分くらいでしたが、いい感じの散歩になりました。

いわゆる田舎道でしたが、民家の石塀がものすごく立派で、たぶんあれも石切場で切り出したものなんだろうなぁ、なんて歴史に思いを馳せてみたりしちゃって。



しっかり観たアクトは3組だけでしたが、めちゃんこ楽しかった!



やっぱりキャパが狭いので(メインのWALLステージも、フジでいえばアヴァロンくらいのイメージ)、あまりにも有名なアクトを呼ぶとそのファンだけでチケット売り切れてしまいそうだなぁ、なんて余計なこと考えたり。

ステージも狭いので、冒頭のラインナップ見てもらえばわかるように、さらさやena moriのようなSSWも呼びつつ、マイク一本でパフォーマンスできるラッパーが多くを占めています。
私がラッパー事情に疎いのもありますが、会場のかなり近くに民家もあったので呼ぶにしてもゴリゴリでワルワルのラッパー(?)ではない演者をチョイスしてもらえたら嬉しいな、なんて思いもありました(環ROYとかいかがでしょう)。


とはいえ、ああしてほしいこうしてほしいと思ってしまうのは、やっぱりすごくいい場所ですごくいいフェスだったからですね。

山形でこんなんありがたい限りですよほんと。





てっきりコロナで間が空いただけで、来年以降も毎年やってくれるものと思ってましたが、どうも公式アナウンスによると次は3年後の2025に開催、しかもラストになるようです。


そうそう、「”オープンソースなフェス”ってなんのこっちゃ」という方もいらっしゃると思いますが、このインディペンデントなイベント、舞台裏を公式が全部公開しているんです。

フェス立ち上げからブッキング、会場の作り方……

これだけでもなかなかいい読み物になっているので、ぜひぜひ読んでみてください。




しかし、貴重な山形のフェス、終わりが見えているというのはすごく、すごく寂しいですね……。

またカタチを変えてでも継続してくれないかなと願っております。

もちろん、3年後ラストも参戦します!今度は夜までいたい!



最後に、ゲートから最奥WALLステージまで歩くとこんなんですという動画を貼って、本記事を〆ようと思います。

みなさん、山形にもこんないいフェスがありますよ。3年後、ぜひこの岩壁の前で会いましょう。

チー牛がぼっちでFUJI ROCK FESTIVAL '22 行ってきたよ(3/3)

カイワレです。


この3年、首を長くしすぎてちぎれて皮一枚でかろうじて繋がってるレベルで待ち侘びていたフジロック


あっという間の最終日です。


とうとう、今日で終わってしまうのか……なんてしんみり感情に浸る朝……


にはならず、「暑い!」と叫びながら目を覚ますそんな朝です。




FUJI ROCK FESTIVAL '22 最終日7/31》



信じられますか? 3日間全日通してピーカンですよ。

いや気持ちいい空の青さでしたけどね。

たぶん、3日通しで参加してるフジロッカーは全員思ったはず。

「そろそろ……雨、降ってもええんやで?」と。

大豪雨の2019年からの振れ幅よ落差よ!

なんやねーんと思いながら、風呂で汗を流し、とりあえず腹ごしらえ。



キャンプサイトに来てたCHAMSキッチンカーのホットドッグ。めっちゃ高かったけど、相応に美味かったのでヨシ。



そして、この日まず向かったのはピラミッドガーデン。






今回が4回目の参加になるフジロックですが、実はピラミッドガーデンは今回初入場のエリアです。

なんてったって奥地も奥地、しかもあらゆるメインステージから一番遠い、秘境といって差し支えない場所。

オフィシャルツアー利用の方やムーンキャラバン利用の方でない限りは、なかなか行くのをためらってしまう距離にありますよね。


でも今回行ってわかった、超〜居心地がよい。

はためくフラッグと、バカ騒ぎのない穏やかなガヤガヤが気持ちいい。


ガパオ&カレーを食べ食べ、みんながヨガしてるのを丘の上から眺めながら。


私はシートを敷いてごろ寝しておりました。


デイドリーミングもそうだけど、喧騒からいったん離れられるエリアってのはやっぱ必要ですね。

心の整い方が違うというか。

3日目最終日なこともあって、たまった疲労感がほどよくほぐれていく感触がありました。



なんかカッコつけて「整う」とか言ってますが、"休足時間"をありったけ貼って寝転がってただけなんですけどね。




昨日のレポ、「速攻で寝ちゃって大誤算!!」と書きました。


用意していたアミノバイタルだのサロンパスだの体力回復手段、何も使わずに翌朝を迎えてしまいまして。


テントは暑くていられないし、出かけながら足を癒すならせめて湿布臭くないやつでごまかしたい……という気持ちでこの商品を貼りまくってごろごろしておりました……情けない……




はい。

朝8時ごろからゴロゴロごろごろを続けまして。

そんな状態なのにピラミッドガーデンまで乗り込んできたのは、この人たちをどうしても観たくて。


MIZ



ミズですよ〜。

MONO NO AWAREのVo.玉置氏とGt.加藤氏が組んだアコースティックユニットです。

私、MIZももちろん好きですが、まずMONO NO AWAREの大ファンなんですよね。

ストロークスが都会的なんだとしたら、ストロークスサウンドで田舎明るいユーモアある楽曲をやっているような、そんなバンドだと勝手に思ってます。




去年のフジロックの彼らのステージ、観ましたか?

どんなバンドもコロナに向き合ってきたとは思いますが、このバンド以上に言葉を尽くしてくれた人たちもなかなかいないんじゃないかなと思いますよ。

これはそのステージ前にバンドから出たステートメントですが、やっぱりよく伝わってくる。

FUJI ROCK FESTIVAL ’21 ご来場予定の皆さんへ|MONO NO AWARE OFFICIAL SITE

去年の某バンドや今年の某SSWが現場主義発言してましたが、私は選民思想じみたそういう考え方は嫌いだし、やっぱり音楽は娯楽だけどある程度開かれていてほしい。

この混迷の時代だからこそ、選択肢があってしかるべきだと思います。

そういう中でこのバンドは「不安な人は来なくても大丈夫」と言ってくれる優しさがある。

去年のフジロックのMCでも、「賛成とか反対とか声をあげるわけではなく、見守ることを選んだ人たち」の想いを汲んでくれていて、なんか楽曲だけじゃなくてそういう人柄までも好きになってしまったんですよね。


私はこの曲が大好きなのですが、もうなんか画面越しに伝わってくる優しさで涙ぐんでしまいました。

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さぁそんな思い入れある人たちを見に来たわけですが。

とはいえ、バンドではなくアコースティックユニットなので、小さなステージになんとなく人が集まったような、そんな感じで。


「虫の声よりも小さな音しか出ないバンドことMIZです」

なんて自己紹介から始まったライブは、終始ユルく、しかし気持ちよく。

大音量のライブばかり見てきた耳に優しい、確かに小さな音ではあったけども心地よいサウンドでした。


何より二人とも楽しそうで。

途中、玉置氏が「キモチイイ~!」なんてこぼしてたのが印象的でしたね。

苗場の昼前にうってつけの時間でした。

youtu.be






癒しの時間を過ごした私ですが、しかしMIZが終わるなり猛ダッシュ(猛早歩き)です。

なんたって20分後にはグリーンステージで次のアクトが始まってしまう!

ピラミッドガーデンは先述のとおり最奥地です。

まぁ、次がヘブン!とかよりはマシだったわけですが……それでも遠い!






JAPANESE BREAKFAST


いい写真がな~い!ジャパニーズブレックファストです。

今回もツアーお決まりの犬の衣装でキュートに歌ってくれました。

コーチェラのときにPAの問題なのか声小さくね?と思ってて心配でしたが、杞憂でしたね。

のびやかな歌声が昼間のグリーンに響き渡って、気持ちよかったです。


youtu.be


どうでもいいですが、あの衣装を見るたびに天元突破グレンラガンを思い出しますねぇ。







お次はレッドマーキー


ELEPHANT GYM

大象體操です。

2020中止のリベンジ組の一角ですね。

台湾のマスロックバンドですが、まぁほんとバカウマですよね。

バキバキもバキバキ。

ストイックな演奏とは裏腹に、MCでは紅一点のKTが「スマホをグリーンステージで落とした」なんてほっこりする話も。


すいません勝手に引用しますが、いいMCだったので文字起こしをば……



大好きな『中途』もしょっぱなで聴けて大満足でした。







酔いしれていたかったですが、次のアクトが待っています。

この日はタイムテーブルがパンパンになってしまって、移動がしんどかった……


レッドからヘブンへ向かう道中、ボードウォークで鈴木雅之御大の「め組のひと」が聞こえてくるではありませんか!


このときホワイトは入場規制かかってましたね。

ボードウォークまで人が溢れかえってました(でもボードウォークで立ち見は良くないと思うよ)。



大名曲を偶然耳にできてホクホクしながら、3度目のヘブンへ。




ALTIN GÜN


ギュン!アルトゥン!

ハライチ澤部氏がアメトーークで激推ししたことで話題を呼んだトルコバンドですね。


すご〜く楽しみにしてたアクトですが、この時点で私はかなり疲れ切っていて、もったいないけど座ってゆっくり観ようかな……

と、思ってたんですが。

後半思わず立ち上がって踊ってました。

いや〜、だって楽しいんだもん。

(このタイミングで一瞬だけ小雨が降って涼しくなったのも元気を取り戻した要因かも)


英語以上に何言ってるかさっぱりわからんわけですが、どうでもよくなるのが音楽のいいところですね。






さて、MIZからずっとハッピーなアクトが続いていた今日ですが。




次は2018年のフジロックレッドマーキーでキレていたこの人です。





SUPERORGANISM


オロノです。

いやね、2018のときも、日本嫌いを公言してる人なんで大丈夫かな〜となんとなく不安だったんですが、案の定かなりキレてまして。

今年のフジロック前にCHAIとインタビューされてた記事で本人も言ってますが、棒立ち見系オッさんが気に入らなかったご様子。笑





でもちょっと気持ちわかるんですよね。

人それぞれの観劇スタイルがあっていいよね、とも思うんだけども……

ど真ん中前方とか、なんなら最前とか、あるいは後から前方に割って入ってきたくせに、仁王立ちで少しも揺れずに観てる人。

大体オッさん。まぁ若い人でもちょくちょくいるけどね。

どういう気持ちなんだ?と不思議に思わずにはいられないすね。楽しんでんのかほんまに?






なんて。閑話休題


そんな前回のパフォーマンスに直前のこのインタビューがあったもんだから、ちょっとソワソワしながらホワイトステージに向かったわけですが。


最初はオロノも「ああ、日本だわ……」みたいな不機嫌そうな顔してましたが、途中から切り替えて楽しんでそうに見えてよかったですね。

インタビュー通り、つまんなそうな奴より楽しそうな奴に目を向けたってことでしょうね。


何より、ラストの『Something for Your M.I.N.D.』の前に、観客をステージ上に上げるサプライズ!!


「ハーモニカ吹ける人いる!?ハーモニカ!ハーモニカ!!」言ってたの面白かったなぁ。


シンガロング求めたりステージに上げたり、ちょっとコロナ的には気になっちゃうパフォーマンスだったけども、最終的には大ハッピー空間を作ってくれました。






ホワイトを後にして、今度はグリーンに向かいます。

トリ前ですね。











Tom Misch


ねぇ〜トムミッシュですよ。

実はこの時間帯は、BREIMENも観たかったんです。

こんな感じ。

で、予習段階では「好きだけど『Disco Yes』だけ聴ければいいかなトムミッシュは」なんて思ってて、苗場食堂とグリーンを行ったり来たりしようと思ってたんですよ。



思ってたんですけどね。


1曲目『What Kinda Music』のサビの伸びやかなファルセット。

これが夕暮れのグリーンステージの山々に響き渡った瞬間。

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(ちょうどサビから聴けるようにしたから踏んでみて!)


なんか鳥肌立ちましたね。

「あ、もう観ようこれ。観なきゃいけないヤツだこれ」なりましたもん。

この感覚は、現地じゃないと伝わらないっすなぁ……。

グリーンのいいところは、やっぱ山に響いていく音の気持ちよさが、他と比べて圧倒的なところですよね。

BREIMENには申し訳ないけどここを動けそうにないわ。という感覚になりました。


そこからはもう完全に虜。

ある意味、苗場には似つかわしくないアーバンなサウンド、だけどどう考えてもグリーンで聴かなきゃいけない音。

生音で聴くとこんなに変わるのか……と興奮しながら、クネクネと体が踊り出すのを止められなかった。

はたから見た私はさながら海藻のようなチー牛だったことでしょう。

でも最高に気持ちよかった。


フジロック前はメンタルバランスを崩しているっぽかったトムも、だんだん気持ち良くなって表情が明るくなっていったのが印象的でした。


トムの奏でるエロすぎギターに酔いしれる1時間強。最高でした。






もうこんなの聴いたらほかの音楽聴けないヨ~なんて思いながら、しかし私の足は苗場食堂に向かいます。



小原綾斗とフランチャイズオーナー


Tempalayフロントマン小原氏のソロプロジェクト。


いや~Tempalay大好きで。見ないわけにはいかないアクトでしたね。

というのも、音源をちゃんとリリースしてないバンドなんですよ。

"ちゃんと"という言い方は語弊があるかもですが、枚数限定シングルしか出してないし、サブスクもなし。

なので聴きたいなと思ったら、限界地方民族は都会のタワレコに出かけるか、ライブを観に行くかの二択しかない。


というわけで観に来たんですね。

なんというか、初期Tempalayの楽曲にあったふざけ感というかユーモアというか、それがアップデートして出てきてるなぁという印象でした。

楽しんでそうで何よりでしたし、しっかり楽しませてもらいました。

BREIMEN高木氏が酒回ってんのか前のステージで燃え尽きたのか、終始死にそうな顔してたのが面白かった……大丈夫かよ……。










かくして、私のフジロック'22は終わりました。

観たいアクトはすべて観ました。


終わっちまったな……俺の今年のフジロック……


足の疲れと痛みが限界に達していました。

もはや引きずりながら歩き、イエロークリフで夜食を食べながら休憩。

これありがたい


モニターでムラマサを観ながら。

帰りたくなさすぎて、だらだらしながらテントに帰りました。







蓋を開けてみれば3日間ほとんど雨は降らず、今年がフジ初参戦という方は拍子抜けしたかもしれません。


日焼けがエグくて、これを書いている今は腕の皮がめくれてきています……。


そうそう、コロナの話ですが。


一応、帰ってすぐ抗原検査をしてみて、陰性ではありました。

ちゃんと認可キット使ったので、ある程度の精度を期待したいところです。


もう1週間以上経ちますが、体調もとくに問題なしです。




ただ、やっぱり現地では、ちょっと勘弁してくれよ……という人たちがまぁまぁ多かったのも事実ですね。

密なステージ前方でマスクしないで喋りまくってる人。

ポイントに沿ってソーシャルディスタンスを保とうとしているのに、空いてんじゃんとばかりに後から割り込んでくる人。

なんならステージ前方で酒飲みながら見てる人。


特に、プラネットグルーヴになった後のレッドマーキーがひどい印象でしたね。

やっぱお酒があかんのやろか。



スタッフがステージ前方をパトロールしてマスクしてくださいと注意する場面もありました。

ただ、昨年と比べれば運営側が緩かったという声も聞きましたので、ウィズコロナ、自己責任に任せるという方針なのかもしれませんね。


来年のフジロックまでにコロナがどうなっていることかわかりませんが、無事また開催となることを祈るばかりです。




ともあれ、やっとフジロックに参加することができて、最高の時間を過ごすことができました!

マイベストアクトはBonoboとTom Misch、次点にFOALSですね。


これにて、ぼっちチー牛フジロック'22レポートは終了です。


また追々、皆さんの参考になるかな〜と思いますので装備なども記事にしていきたいと思います。



ではまた!

また来年!よいお年を~!

チー牛がぼっちでFUJI ROCK FESTIVAL '22 行ってきたよ(2/3)

カイワレです。



フジロック'22レポ、今回は中日の7月30日を書いていこうと思います。


昨日、つまり初日7月29日は、悠久の時を超えて苗場に帰ってこられたことがうれしくてうれしくて……

ボノボに涙してオウガに殺された、そんなフジ初日を過ごしたわけですが。





FUJI ROCK FESTIVAL '22 中日7/30》



2日目、この日も晴天。

めちゃうま


朝食にキャンプサイトで牛すじ丼、イエロークリフでガーリックシュリンプなど食べながら。

写真の明るさ見てもらえばなんとなくわかると思うんですけど、とにかくピーカン、この日も日差しが強い。

例年かならず雨が降るのがフジロックなんだけども、雨降りそうかな~なんて気配もない。


暑い。


テントがサウナ状態になって暑すぎて、外に出たら出たで日差しがキツくて。

昨日もずっと晴れてたのに、今日もか、朝からしんどいな~と思いながらモソモソ朝飯食ってました。





実は昨日、楽しんでいる裏ですごく悲しい出来事がありまして。

まぁキャンセルの話なんですけど。





SAY SUE MEがまさかのキャンセル。


私、今回のフジロックで一番楽しみにしてたのが彼らだったんですよ正直。


youtu.be

この曲なんて、聴けば5秒で「好き!」ってなるに決まってんじゃん?


つつましやかで柔らかなヴォーカル、主張しすぎない楽器隊、それから素朴なルックスも含めて。



youtu.be



おとなり韓国のバンドだから、ほかの洋楽勢よりはフジ以外でも観る機会あるかもしれないな、とは思いつつも。

フジで観るからこその特別感はやっぱありますよね。

それが観れなくなってしまって。誰が悪いわけでもないコロナのせいなんだけども。

そうなると、スケジュールに穴が空くわけですね。

真ん中らへん。



それにこの暑さ。

なんぼギリギリ20代とはいえ、日ごろ運動してない人間が昨日1日歩き回って今日も明日も歩き回ろうというんですよ。

しんどいのなんのって。


(セイスーミーが観れないなら……)



んっ?




おっ?




おお~~~っ。




ということで、この日は午前中にデイドリーミングでごろ寝することにしました。


ドラゴンドラ、乗ったことありますかフジロッカーのみなさん。

ただのゴンドラじゃないんですよ。”ドラゴン”の名を冠してるのは伊達じゃない。

ひとつのアトラクションとしてめちゃめちゃ楽しいんで、まず乗ってみてください。


で、山頂は下よりもいくらか涼しいです。

今回みたいな晴れまくる日には、ここにきて涼むのが一番でしょうね。



それから、この場所は子連れフジロッカーにもおすすめですね。

子供向けコンテンツもあるし、だだっぴろい原っぱで人が少ないので目も行き届きやすい。

トイレも仮設じゃないし使用者が少ないので清潔ですしね。

ハライチの澤部さんが、ここで普通にパパしてるのを見たことあるぐらいです。





既にガタが来ていた私、ここで小一時間の仮眠をとりました。

目覚めたあとは、山頂レストラン「アルム」でお昼ごはん。

ちゃんとした屋根と壁と椅子と机、めちゃありがたい


フジロックっていろんなカレーが出てますけど、アルムのカレーもかなり美味いですよ。





さてさて。

2日目午前中にしてだいぶ疲れていた私ですが、午後から雨予報で涼しくなりそうなのもあって下界に降りました。

少しだけレッドマーキーに寄って、SAY SUE MEの代打のHelsinki Lambda Clubをチラ見。



なんだか悲しくなったので(ヘルシンキはなんにも悪くないよ!)、そそくさとフィールド・オブ・ヘブンへ向かいます。







toconoma


トコノマです。


おととし2020年のフジロックが中止になったとき、「Keep On Fuji Rockin'」ってことで選り抜きアクトの配信がありました。

そのときに見た彼らがすごくよかった。楽しそうに演奏するし、観客の反応を受けて少し涙してるような場面もあって。

「いい」バンドだなぁと、ほっこりさせられたんです。ライブ観たら楽しいだろうな、と。


期待通り、最高にハッピーな空間を演出してくれました。

gt.石橋氏のカッティングが軽やかで気持ちいいのなんの。

「俺たち、インストバンドで歌詞がないので、歌始まらないな~ってずっとイントロだと思ってると踊り損ねるんで、適当なとこで思い切り踊ってください」

なんてMCもあり、とにかく躍らせてくれる幸福の空間でしたね。ヘブンにふさわしい。

youtu.be


(後からwiki見て知ったけど、この人ら普通に社会人やりながらこのクオリティのバンドしてんの?ヤバない?)





そんな激ハッピー空間の後、急いでレッドマーキーへ向かいました。

ヘブンとレッドは遠いよぉ……。






GRAPEVINE



バインですよバイン。グレイプバイン

私、バインは邦楽勢では5指に入るくらい、大好きなバンドです。

トコノマをギリギリまで観て、這う這うの体でレッドにたどり着いたときには、大名曲『風待ち』が聞こえてきました。

youtu.be


Vo.田中氏、歌声が若いころの少しニャンニャンした声よりも、今かなり渋くカッコイイ声になってるので、当時の「風待ち」も今のライブで聴くとまた味わいが違いますよね(昔の声ももちろん好きですけども)。

2017年のフジロックにも来てくれていて、そのときもレッドマーキーでした。


いやはや、にじみ出る田中氏のエロス、色気は何なんでしょうなぁ……ああいう老け方したいよね。

相変わらず最高のライブをしてくれました。大好きな『Alright』も演ってくれて、途中からの観劇でしたが大満足。


youtu.be

夢は叶ったっけなぁ
仲間はどうしたっけなぁ
いざ 青春の二次会のスタート

歌詞がいいよねバインは……。





さて、レベルの高い合格点を超えるライブをオールウェイズ出してくれるバインを観たあとは。



東京スカパラダイスオーケストラで踊り狂うぞ~~と思ってましたがそんな余力はなく、

グリーンのすみっこで椅子に座ってぽへーっと眺めてました。笑



ここで体力温存したかったのは、俺はスカパラではなく、この次の目玉アクトで踊り狂うのだ……という強い意志があったからです。





FOALS


フォールズ!!


最高。最THE高。

最新アルバムから『Wake Me Up』で始まり。ほんとはもっと大きな声で「Oh! No!」「Wake! Me! Up!」の合唱したかったのが悔やまれるところですが、一気にボルテージ上がって最高。

『My Number』『2001』『In Degrees』の流れも私にぶっ刺さって最高。

前方モッシュピットで観ていたのですが、ラスト2曲『What Went Down』『Two Steps, Twice』の時なんかはもう最前がかなりのカオス状態で最高。

youtu.be
(これはコロナ前の2016年でしかもオオトリだったレディングの映像なので、フジより演出が派手ですが……でも体感的には同じくらいのカオスで最高でした)


ブチ上がるという意味では、昨日のBonoboとは少し違う方向で最高でした。

この日のベストアクトですね……最高。


(『Spanish Sahara』でしゃがまされた(?)ときに足首が死んだのだけは許してない笑)







息も絶え絶え、「最高だったァ……」の独り言が止まらない中、お次はレジェンドの登場。



JACK WHITE


たぶん、この世で最後の「ロック・ギター・レジェンド」になるのでしょうね。

ギターがすげえのはもう言わずもがなです。が、この日はボーカルもすごかった。

え、ジャックってこんな声出んの!?こんな歌えんの!?って驚愕でした、喉もギターかあんたは。


……正直に白状しますと、実はそんなにジャック・ホワイトの作る曲にピンと来てなくてですね。

これは完全に趣味の合う/合わないの問題だけで、カッコイイしすげえ人なのはわかってます。

『Seven Nation Army』はもちろん私だって好きだし、『Lazaretto』の「Como en Madera y Yeso!」で頭ぶっ叩かれましたしね。

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ただまぁ、熱心に追いかけるほど好きでもなかったんですよ。

それがこの日のステージでは、なんだかすげえ気迫と熱量を感じて、
「そんなに好きでもないんですよヘラヘラ」のぬるい温度感なんて吹っ飛ばされましたね。


レジェンドがレジェンドたる所以を見せつけられました。





ちょうどその『Lazaretto』を聞き終わりながらホワイトステージへ。

ジャック観てたかったですが、この日はあの人の復活を見届けたい気持ちもあったんです。






Cornelius


小山田圭吾氏です。

いろいろあった。いろいろあったよ……ほんとに。


昨年2021年のフジロックのMETAFIVEも、ある意味この人のあの問題のせいであの編成になったようなもんですからね。

結果的に今TESTSETが軌道に乗ってますが。

私は彼を擁護もしないし叩きもしません。叩き方がおかしかったと思ってますがデリケートな話だったことには違いないし、ここではそんなにあの問題に触れません。

ただ、やっぱり彼の作る音楽が、紡ぎ出す世界が、素晴らしいものであることに変わりはない。

相変わらずDr.あらきゆうこ氏を酷使するスタイルでしたが笑、とてもいいライブでした。


『環境と心理』をコーネリアスVer.でやってくれたのには少しじーんと来てしまいましたね……万感こもってる感じで。

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なんだかしんみりとした気持ちでホワイトステージを後にしました。



しかし!まだ!プラネットグルーヴが待っております。



夜食など食べ食べ。

待っていたのは今回2回目の登場、我らが大先生です。






Night Tempo

ナイトテンポです。この日は「昭和グルーヴDJセット」という演目。

演目だけでわかる最高の時間。


深夜でみんなお酒も回って、レッドマーキーは阿鼻叫喚状態でしたね。

「俺はなんで北酒場で踊っているんだ……?」という前後不覚状態に陥り。





ちょっとコロナ的に合唱が怖くなったので、オメガトライブ『君は1000%』を聴いたところで退散。





しかしこのセットリストをレッドマーキーでってのはまたすごいですよね。



ナイトテンポ氏の昭和グルーヴ、すごく好き、最高なんですけど……

なんかスナックのカラオケか?職場の飲み会の二次会か?とか一瞬よぎってしまうと、どうしても萎えちゃいますね。
苗場で?わざわざ?みたいな。

観客のほうも、カラオケ的な、「もっと歌える曲かけろ!」的な雰囲気を途中からどうしても感じてしまう自分がいて、そうなるとちょっと覚めちゃうんですよね……。

なんて後からブーたれつつ、でもしっかりばっちり踊りまくって2日目最高の〆と相成りました。

youtu.be






これにて2日目終了。

午前中~昼過ぎにかけてゆっくりしてたにもかかわらず、もうカイワレの土踏まずは崩壊寸前。

おじいちゃんみたいによたよた歩きでテントにたどり着きましたとさ。



結局この日も雨なんてほとんど降らずに晴天・晴天・晴天。

暑いのなんの……日焼け止めを貫通する日差しで腕は真っ赤っかになってしまいました。

連日の疲れからすぐに寝てしまった私ですが、これがなんと大誤算!!


はたしてウンドーブソク・マンことカイワレは、明日最終日を乗り切ることができるのか!

次回、「カイワレ、死す。」デュエルスタンバイ!



人懐こいにも程がありませんかトンボくんよ。

チー牛がぼっちでFUJI ROCK FESTIVAL '22 行ってきたよ(1/3)


カイワレです。




フジロックですよ。


2019年、豪雨に打たれて震えながらSIAを観た、あれから3年。


一昨年2020は中止。


昨年2021は縮小で開催、しかしワクチン1回目接種が間に合わず参加断念。


2017年から毎年3日間フル参戦していたのに、急に二度もフジロックに行けなかった。


フジロックの3日間は、私にとってもはや三が日、年末年始になっているんですよ。


それが無かったと。


つまり、2019年から私の新年は明けないままだったわけですね。


永久とも思える「2019」を過ごし続けて。


やっと……





あけましておめでとうございます!

テン……テケテケテケテン……(春の海が流れ出す





待ちに待ってましたよ、謹賀新年ですよ、ええ。


ワクチンも3回接種しました、直前の抗原検査も陰性、消毒用品もしっかり準備して、完璧な体勢でこのめでたいゲートをくぐりました。


そんな私のフジロック'22を備忘録も兼ねてレポートに残そうと思います。

陽キャパリピブログにはなりませんから安心してください、チー牛がぼっちでフジロックに行っただけですから。





FUJI ROCK FESTIVAL '22 初日7/29》



さて、7/28木曜の仕事を定時で切り上げると同時に、全速力で苗場に向かう私です。

車で113号線をぶっとばして、新潟駅前で前泊。

翌朝新潟発の始発新幹線で越後湯沢駅に向かい、あとはシャトルバスという経路です。


シャトルバスって毎回小一時間は待つイメージでしたが、今年は待ち時間ゼロでサクッと乗れました。まぁやっぱ例年より来場者少ないのかなぁなんて思いつつ。



シャトルバス降りただけで、もう帰ってきた感がすごくてニヤニヤが止まらんでしたね。マスクしててよかったわ。



ゲートをくぐって橋を渡り、オアシスエリアに着くなり、一目散にこれを食いに行きましたよ。


もち豚とハイネケンがなければフジロックは始まらないんです。

久しぶりの苗場の空気、久しぶりのもち豚の味をハイネケンで流し込むーーー。

この時点で少しジーンと来た私だよ……とうとう帰ってきた苗場に……



そして腹ごなしも終わったところで、まず向かったのはグリーンステージ。

フジロック最大のメインステージですね。


この日は本来ならBLACK PUMASもグリーンステージ出演予定でしたがキャンセルとなってしまいました……

フジ出演をきっかけに知って好きになったアーティストだったので、すごい楽しみだったんですが…….まぁ仕方ないです。


それはそれとして。

この日、苗場に帰ってきて一発目に観たのはこの人たちです。








The HU


今年のコーチェラの配信を見てて、なんかイカれたバンドがおるなぁと引っかかったのが観ようと思ったきっかけです。

いやぁ、低音とホーミーの相性が抜群で、生で聴くと圧が全然違いますね。思わず爆笑してしまうカッコよさ。冒頭1曲聴いただけでバチクソ心掴まれてしまいました。

衣装がバッチシなのも好感持てますよね。どこにそのエレキ二胡売ってんの?みたいな。

余談ですが、最近妻が大相撲にハマっているせいで、メンバー全員が力士の親戚に見えてしまう呪いにかかってしまいました。

四股名、持ってんだろ?






すっかりファンになっちまいましたが、しかしこの日は他に目的があったので2〜3曲で退散。いや観たかったよフルで……



グリーンを後に、向かうはフィールド・オブ・ヘブン。



ところ天国、早くも川遊びする子供たち。気持ちよさそう。


横目に見ながら、ホワイトステージ前からボードウォークへ。


去年から無くなっている木道亭の跡には、DNA螺旋的なオブジェが。写真撮らなかったけど、これ夜めっちゃ綺麗でしたよ。


そして天国への扉。ちょっと表札が変わった?



この日のヘブンのトップバッター、私が観たかったのはこのバンドでした。




踊ってばかりの国

2ndアルバム「世界が見たい」がめちゃくちゃ好きで、以降ずっとファンなんですが、最近ちゃんと追いかけれてなかったんです。

フジロックに出るってんで、最近はどうなのよ〜と最新アルバム「moana」を聴いたんですが、もうこれが大名盤で。



そんなこともあって今回めちゃ楽しみにしてたんです。

や〜よかった。The HUを先に齧り観たとはいえ、実質の私のフジロック最初のステージが彼らでよかった、ほんと。

Vo.下津氏は歌うまいっすね〜まじで。
楽器隊ももちろん最高でしたよ。
曲が圧倒的にイイので、大変気持ちよかったですね。大名曲「Boy」も聴けて大満足です。
昼間のヘブンで見るには最適のバンドでした。


そのあとは大急ぎでレッドマーキーへ。
No Busesが観たかったんですが、残念ながら最後のジャカジャーンのとこしか観れず。


そのあとは腹ごしらえにぞうめしやのタコライスを食べ食べ。



そうそう、座ってタコライス食ってたら苗場食堂でルーキーズ・ア・ゴーゴーが始まったんですよね。



downtだったんですけど。
すごくオルタナしててよかったですね、ちょっと今後応援していこうと思います。


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さて、昼を食ったら次はホワイトステージです

THE NOVEMBERS

ノベンバです。
正直、アラサー男子で音楽好き、バンド好きです!って言うんだったら当然履修済みですよねノベンバ?と言っても過言じゃないと思うんですが、どっこい私はちゃんと通っておらず……

ちょこちょこ好きな曲はありつつ、ファンとまでは言えないぐらいの温度感で気にしていたバンドなんですが。

Vo.小林氏が、ex.BOOM BOOM SATELITESの中野さんとTHE SPELLBOUNDというバンドを組んだんですよね。
で、昨年のフジロックにそのバンドで出演。
ブンブンも好きだったので予習なしで配信を見たわけですが、これがめっちゃ良くて。
個人的には'21のベストアクトでした。小林氏の歌声の力がすごかったんですよね。

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そういう体験があったので、じゃあノベンバはどうなのよ、と。
何様目線で観に行ったわけですが、やっぱすごかったですわ。
シャウトがうまい。スクリームって言うんですかね、あの南国の鳥ですか?みたいな高音出すやつ。圧倒されました。
曲をあんまり知らなったんですが、全然問題なしでしたね。



ノベンバの後は、またレッドマーキーに戻りまして。


Night Tempo


我らがナイトテンポ大先生を観劇。
大先生は初日と2日目の2回、レッドマーキーに立ったわけですが、
この初日は"Ladies In The City Live Set"と題したステージで、オリジナル曲をメインにやってくれました。

途中、ゲストボーカルにex.Maison book girlの矢川葵さんを招いて、新曲を3曲初披露。
年末にはこの新曲がリリースされるとのことで、ファン諸君は首を洗って待ちましょうね。

そしてスペシャルゲストはまだまだ止まらず、

BONNIE PINKアネキ(!)と野宮真貴アネキ(!!)が登場。

オリジナル曲「WONDER LAND」「TOKYO ROGUE」はもちろんのこと、
言わずと知れた「東京は夜の7時」までもやってくれました。


粋なことをしてもらって楽しんだ後は、またホワイトステージへとんぼ返り。


D.A.N.


ダンです。私は彼らの大ファンで。なんせ1枚目のアルバムは10年代後半のベストアルバムに数えられる名盤だと思ってます。

D.A.N.

D.A.N.

  • D.A.N.
  • エレクトロニック
  • ¥1833

以前2018のフジロックレッドマーキーに出てくれた時も見たんですが、そのときは3人でした。
今回はサポートとして、なくてはならないぐらいの存在感を示す小林うてなさんも出演。

最高でしたね、Vo.櫻木氏の歌が以前見た時よりも格段にうまくなっていたと思います。

最新アルバムからその名のとおりアンセムの「Anthem」はもちろんのこと、

youtube.com

1stから「Native Dancer」なんか最高でしたね。

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好きなバンドがパワーアップしていくのをリアルタイムで追えるのは楽しいです。




さぁ、この日はダンのあとはしばし休憩。

Jonas Blueの音漏れを聞きながらハイジカレーを食うなどして、
来たる本日の目玉アーティストに向けて英気を養っておりました。




しかしずっと雨が降らなくてピーカンだったもんだから、体力はめちゃ奪われましたね。

このときすでに6~7本はスポドリを飲んでたんですが、ほとんどトイレに行きたくならず。

摂取した水分ほぼすべて汗に変わってたんだろうなってぐらい、暑かった……。




さてさて、ダンが7時に終演してから、10時まで3時間の休息をとり。

私はホワイトステージの前方に陣取りました。

今日のすべてはこのアクトを見るためにーーーー。




Bonobo


ボノボ
もうね……言葉にならない。活字に起こすことすらナンセンス。
VJもすごく美麗で、ただそれ以上に圧倒的に美しい音楽たちに飲み込まれました。

2017年のフジロックのときも、同じくホワイトステージやってくれたボノボですが、
当時私は彼のことをよく知らず、「うーん、ヒゲモジャでゴツいおんちゃんで、名前がボノボでしょ……なんかハードロック系かな」
なんてわけわからん偏見があって、観なかったし予習もしなかったんです。

ところが後にアップロードされた「Kerala」を見て、なんじゃこりゃ!めちゃええやん!とたまげたわけです。
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この、後から良さに気づいたときの、「なんであんとき観なかったし!」という悔しさ……わかるひとにはわかっていただけると思うんです。
今回はそのリベンジマッチだったわけで。しかもホワイトトリ。

本当に来られてよかったよここに……すばらしい、本当にすばらしいライブだった。
あのとき聴けなかった「Kerala」を、さらにアップグレードしたものを聴けて、私のリベンジは無事果たされました。






あんまりすばらしいアクトを観た後って、そのあと何も見たくなくなっちゃったりするものですが。

でも私はこの日もう一つ楽しみにしていたバンドがおりまして。
ボノボ終演後、レッドマーキーへ急ぎました。
深夜の部、プラネットグルーヴがスタートします。


OGRE YOU ASSHOLE


オウガです。

オウガも2017に出演していて、そのときは初日フィールド・オブ・ヘブンのトップバッターだったと思うのですが。
私はフジに2017から参加しています。そしてオウガは大好きなバンドで、もちろん見に行きました。
つまり私のフジ・ヴァージンを奪ったのはオウガなんですね。

そのとき、名曲「ロープ」の間奏で長い長いセッションをしていたわけですが、
演奏が激しくなるのに合わせて、それはもうすごい雨が降ってきまして。
いきなりフジの洗礼に遭ったと言いますか、もうもみくちゃで踊り。
そして彼らのステージが終わったとたんに、嘘のように晴れ渡ったんです。

もういきなりこれでした


そんな体験をしてしまって、もうめちゃくちゃ心に刻み込まれて。
以来、オウガは最高のバンドのひとつだなと思っていまして、今回も楽しみにしてました。

したらば、まず一曲目は「朝」。
youtu.be
このライブ動画は10分超の長尺にアレンジされていますが。

この日のフジロックのステージでは、さらにさらに長いおよそ25分、持ち時間の半分をこの「朝」に費やしましたよ彼らは。

深夜で1日の疲れが来てる中でこんなことされたら、もう魂持ってかれましたね、三途の川見えて最高でした。

そのあとは「見えないルール」をこれまた10分越え。
さらにラストは「他人の夢」。
持ち時間50分をわずか3曲で終えて、最後は自分らのツアーの宣伝だけして去っていきました。

いや最高かよ……。
毎回思うけども出戸氏の人畜無害そうな感じからこのライブパフォーマンスのギャップ、エグいよなぁ……。






かくして、私のフジロック'22初日はひとまず幕を下ろします。

観たアクトの話ばっかりしてますが、3年ぶりに参加するとやっぱりいろいろ変わってまして。

ホスピタリティエリアのイエロークリフなんかはすごくありがたかったですね。
でかいモニターがあって、配信をそこで流してくれるので。帰りがてら晩飯食べつつ、トリのアクトをゆっくり座って観る、なんてことができたわけですね。

あと、アヴァロンが最奥のステージになってるのもびっくりしましたね。
今までホワイトとの音被り問題があったので、かえってこの配置のがいいんじゃないかなと思ったり。

もっと道中の写真も撮っとけばよかったな~……



ではでは、近いうちに2日目のレポを更新しますのでお楽しみに。

苗場のトンボは人懐こいね~